津波到達地点はもっと上です 津波のDVDをみて恐ろしくなりました 情報交流館の方に当時のお話をお聞きしました町のほとんどが壊滅状態でした 大川小学校跡地 津波の恐ろしさを実感しました 被災した時の説明をしてくださいまし 蒲鉾手焼き体験 高政の蒲鉾店前にて
 平成28年11月12日(土)午前8時ちょうどに米谷公民館を出発し、石巻市北上町へ向かいました。途中、宮城県沖地震や東日本大震災でも落ちなかったといわれる釣石神社を参拝し、石段の中腹あたりにある津波到達地点をみてびっくりしました。ここ追波地区も76戸のうち73戸が流されたそうです。 
 その後、石巻市復興まちづくり情報交流館に立ち寄り震災当時の津波ビデオやパネルなどを拝見しました。また、復興応援隊の方から当時のお話も伺う事ができました。
 北上総合支所では庁舎に避難した人たちと職員ら57名のうち、助かったのは3名のみ。
大川小学校では児童74人が死亡・行方不明となり、今でもまだ行方不明のままの児童もいらっしゃるそうです。 大川小学校跡地を実際に訪れてみて、物凄い津波の威力を見せつけられました。現在は丈夫な柱は残ったものの建物内部の損傷は激しく、柱のみ残されていました。 慰霊碑に献花し、ご冥福をお祈りしました。
 その後は女川に回り、震災後すぐに復興した高政の蒲鉾店で、当時のお話を聞くことができました。「復興は皆さんの協力があってのこと」と当時の経験を語ってくれたのは、震災当時加美町から通勤していた職員さん。助かって本当に良かったですね。
 当時のあの日を忘れず後世に語り継ぎ、昔からの言い伝え「地震が来たら竹藪へ、津波は裏山へ」のとおり、毎日の生活に追われ忘れてしまいがちになる防災が、いかに大切なものかを考えさせられた、大変貴重な1日でした。【主催:登米市米谷公民館】