平成28年9月24日(土)ふるさと塾まいや教室を開催しました。
 今回は、豊里町の歴史講座です。香林寺山門についてご住職からお話を伺うことができました。
その歴史は古く天正18年(1590年)葛西氏の滅亡後に香林寺に移築された月輪館の城門で宮城県の重要文化財に指定されており、珍しい室町時代末期の遺構だそうです。
 また、後藤先生からは葛西氏の若殿がもしかしたら…逃げ延び、三滝堂の奥 鱒淵の合の木に小野寺として隠れ住み、後に津谷の葛西家を興したという説もある。今でも屋敷跡の畑は葛西屋敷と土地の人々は呼んでいると説明。何が本当か分からないのが歴史。当時の人は誰もいないのだから…。う〜ん!!だから歴史は面白い)^o^(
 次に平筒沼農村文化自然学習館に行き、カマ神さま20体を見学。
カマ神さまは旧仙台領内の北上川流域に広まったもので230年前の記録にも既にあったとされています。次回は10月19日(水)義経伝説の遮那桜と長谷寺、そしてカスリン台風についてです。お楽しみに!!【主催:登米市米谷公民館】

香林寺の山門でご住職から説明を。梁には葛西の柏の紋 香林寺の由縁 観音堂の見事な彫り物 素晴らしい襖絵の説明 本堂の天井絵に天女が… 葛西氏の城門にて 昔はどの家にもあったカマ神さま 真実は誰にも分からない…?!