平成27年11月26日(木)雨天の中午前8時45分出発し「ふるさと塾まいや教室」の第5講座を行いました。
最終回の本日、会場は柳津虚空蔵尊。副住職から講話をいただきました
神亀3年(726年)行基菩薩が自ら天下泰平・国家安穏を祈り虚空蔵菩薩を刻んだとされ、宝亀2年(771年)大伴家持がご本尊を拝し「福島の会津柳津・山口の柳津に安置してある仏像も行基の作で日本三所の秘仏である。みだりに衆人これを拝すること恐れあり」とし、33年目に開帳することとなった。
平成28年がその33年目に当たり、ご開帳は平成28年4月13日(水)~5月15日(日)までの33日間行われるとの事。
丑年・寅年の卦体神(ケデガミ)さまで一生一代の守り本尊とされ、十三仏の最後三十三回忌のご本尊でもあります。
「空暗記」や「空んじる」の語は虚空蔵尊からきているとされ、『智恵と福徳』の仏様でもあり、拝むときはお寺でありながら「手」を打ち、ここ柳津虚空蔵尊は、祈祷寺というそうです。
また「うなぎの雲に乗って虚空蔵菩薩が現れる」や「虚空蔵菩薩の使い」とも言われ、ご住職はじめそのご家族は皆、うなぎを食べないそうです。などたっぷり1時間の講話をいただきました。
今年のふるさと塾はこれで、終了となります。今回の全5講座修了者は17名でした。有難うございました。