3.11を数日後に控えた3月7日(木)、大人の社会見学と称して、震災遺構見学と工場見学の2事業を同時開催しました。今回見学した震災遺構は県内の震災遺構として一番新しく指定された「旧門脇小学校」と女川町にある「旧女川交番」を見学しました。特に旧門脇小学校は、津波による浸水と火災の二つの被害を受けた震災遺構の中でも珍しい事例の遺構でした。

施設の案内を館長のリチャード・ハルバーシュタットさんが勤めて下さいました。石巻専修大学で教鞭を執っていらっしゃったとのことでとても日本語がお上手で、時には笑いを交えてガイドして下さいました。

門脇小学校は浸水と火災の二つの被害に遭いましたが、学校にいた生徒や職員、避難をした地域住民の方々に犠牲者は出なかったとのことでした。限られた時間での見学でしたが、とても意義のある見学となりました。

続いて工場見学です。今回は電気を作る工場、女川原子力発電所PRセンターを見学しました。東日本大震災時、震源地に最も近い原発であったにもかかわらず、福島原発のような事故にならなかった理由をセンター長さんから説明され、今まで漠然としかわかっていなかった部分を勉強することができました。

女川原発では万が一にならない対策を行った上でただいま稼働準備中とのこと。それでも、地域住民の方々のご理解がないと運転はできないとセンター長さんのお話でした。

展示室には発電タービンや原子炉の模型があり、より構造などをわかりやすく解説していただきました。

今回2か所の見学と言うことで、駆け足での見学になってしまいましたが、とても意義のある見学になったかと思います。旧女川交番は時間の関係上、バスの中からの紹介となってしまいましたが、現在女川の町はとてもきれいな街に復興しております。訪れた際にはお立ち寄りいただくのもよろしいかと思います。